「太陽光システム付き住宅の購入について」

どうも♪豊見城にある不動産売買の専門店「がじゅまる不動産」の金城です♪

先日、お取り引きをさせて頂いた建物(中古住宅)の屋上には、
太陽光システムが設置されていました。

建物に太陽光システムが付いている場合には、

建物の売買契約とは別に名義変更のお手続きがいくつか必要になります。

①経済産業省への名義変更

1つめは、経済産業省への名義変更手続きです。

現在、固定価格で(固定価格買取制度「FIT」)で、
発電した電気を電力会社へ販売しています。
固定価格買取制度「FIT」を受けるにあたって、
前の所有者が事業計画認定を受けている為、
所有者が変わった場合には経済産業省へ変更の申請が必要となります。

「固定価格買取制度」

今回は、前所有者が太陽光関連の書類を全て紛失していた為、
購入先の某大手電気屋さんへ代理で申請を依頼しました。

ちなみに、代理申請手数料として15,000円もかかりました。。。(買主様負担)

②電力会社への名義変更

2つめは、電力会社への名義変更手続きです。

発電した電力を電力会社へ売電している為、電力会社へも名義変更の手続きが必要となります。
今回は、沖縄電力さんへ売電していたので、沖縄電力の窓口へ行き手続きしてきました。
その際、①の「経済産業省への名義変更」の申請書類が必要となりますので、
①をしてから②という流れになります。

この手続きをするコトで、売電された料金が買主さんへ支払われるようになります。

不動産会社さんによっては、太陽光の名義変更手続きまでは
行わない場合もあるようなので、太陽光システム付き住宅の購入を
検討している場合には、不動産会社へそこまで面倒みてもらえるか確認しましょう。

手続きには売主、買主双方の書類(印鑑証明・住民票等)が必要になるので、
ご自分で手続きする場合でも不動産屋の力を借りてお手続きする方がスムーズです。

ちなみに、現在(2019年)、申請が立て込んでいるようで、
①の経済産業省の申請については、変更完了まで半年ほどかかるそうですので、
事前に必要書類を集めておいて、建物の所有権移転等同時に行うのが望ましいです。